お灸の基本編
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Q1ツボでない所にお灸をしたらよくないのですか?
とくに影響はありません。ツボからはずれると早く熱く感じますので、熱く感じたらすぐに外してください。
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Q21日に何回もやっていいのですか?
1日1回から始めてください。慣れてきたらご自分の体調に合わせて朝夕、朝晩など2回に分けても良いです。
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Q31日何個までやっていいのですか?
1日5~6個から始めてください。たくさんやったからといって効果があるわけではありません。
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Q4どのくらいの頻度でやったらいいのですか?
出来れば毎日続けてください。また、毎日続けるのが難しければ2~3日に1回でも大丈夫です。
お灸は続けることで、病気になりにくい体を作ります。 -
Q5絶対に火傷しないのですか?
熱さを感じたらすぐに外していただければほぼ火傷が起きることはありませんが、
気候や体調、お肌の状態によって低温火傷が起きることがあります。 -
Q6お灸はいつやればいいのですか?
入浴前後、食事前後の30分ほどはお灸を避けてください。
場合によってはお灸をしてかえって体がだるくなったり、気分が悪くなったりすることがあるからです。 -
Q7どんなお灸を選べばいいのですか?
お灸を選ぶ際に大切なのは温熱の程度です。お灸には温熱が低いものから高いものまで様々あります。
お灸が初めてという方は、まずは温熱が低いものから始めましょう。
また、足裏などは皮膚が厚く熱を感じにくいので、少し温熱が高いものでもよいです。 -
Q8熱いほうが効くのですか?
お灸は自分の持っている自然治癒力を高めることで、体の調子を整えるものです。
「できるだけ弱い温熱で」最大の効果を上げるのが理想的です。
熱いお灸は火傷の原因になるばかりか、場合によっては、かえって体がだるくなったり、
気分が悪くなったりすることがあります。 -
Q9どれくらいで効果が出ますか?
個人差があります。まずは1~2ヶ月続けてやってみてください。
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Q10お灸の温かさを感じないのですが…
温かさを感じない、感じ方が鈍いツボこそが、あなたの「マイツボ」です。
血行不良を起こしているので、毎日継続してお灸でケアしてあげてください。
同じツボには3個までお灸をする事ができます。 -
Q11痛いところにやっていいのですか?
急性の炎症や怪我があって痛い所(ぎっくり腰、捻挫の初期など)はやらないでください。
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Q12お灸をした後、してはいけないことはありますか?
お灸直後の入浴や激しい運動は控えてください。約30分は間を置いてください。
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Q13自宅でお灸をした際の煙が気になるのですが…
今のお灸は進化していて、スモークレス(煙が出ない)タイプ、
アロマやお花の香りがするタイプなど煙に対しても配慮されていますのでご心配はいりません。
まずはこちらをお試しになってはいかがでしょうか。
治療編
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Q1どんな鍼を使うのですか?
鍼は一回ずつの使い捨て鍼(ディスポーザブル)を使い、太さも髪の毛ほどの最も細い鍼を使用しております。
また、施術中の消毒や衛生面にも万全の対策をしております。 -
Q2鍼は痛くないですか?
当院の鍼は全く痛みがありません。
鍼は何センチも深くは刺さずに、ほんの1~2ミリで皮膚に止める程度の深さで治療いたします。 -
Q3鍼が苦手です…
鍼が苦手な方には、お灸のみを使用した「お灸治療コース」をお勧めしております。
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Q4治療ではどんなお灸を使うのですか?
棒温灸やもぐさをひねったお灸(点灸)を使います。点灸ではもぐさを米粒よりも小さくひねり、
フワッとした温かさがお体に染み込んでくる気持ちの良い熱感で治療いたします。
火傷には細心の注意を払って治療いたします。 -
Q5治療後の注意点はありますか?
副作用はありませんので、治療後は普段と変わらず生活して頂いて大丈夫ですが、
なるべく過度の飲酒や激しい運動は避けてください。ごくまれにお身体が重くなる事がありますが、
その場合は白湯をのみ半日~1日ゆっくりとお身体を休めて頂ければ回復いたします。 -
Q6小児治療はどのようにするのですか?
夜泣き・疳の虫・夜尿症・小児ぜんそく・アレルギーなど様々な症状を緩和、改善します。
接触鍼・てい鍼と呼ばれる「刺さないはり」を使用し、全身の皮膚をやさしく撫でるように治療していきます。
痛みや副作用も全くなく、気持ち良くて眠りについてしまうお子様もいらっしゃいます。
また、治療に慣れるまでは親御様のお膝の上で治療できます。 -
Q7妊娠中の方の安産・逆子治療はどのようにするのですか?
当院では、超音波ドップラー診断装置(胎児心拍動検知用)と超音波画像診断装置(超音波エコー)を使い、
胎児の心音や位置をお母様と一緒に確認しながら治療していきます。
主に、手足や背部に微量のはりや灸を行い症状の改善をしていきます。 -
Q8妊娠中にお灸をしてもいいですか? やってはいけないツボはあるの?
お灸は安産のためにおすすめですが、お腹にはやらないでください。
やり方やツボ選びについては鍼灸師が詳しくご説明いたします。 -
Q9生理中にお灸してもいいのですか?
生理中は生理周期の中でからだをリセットする時期にあたりますので、
体が変化しやすくお灸をする時期としては最適です。女性のツボといわれている「三陰交」のツボがおすすめです。
その他
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Q1子供連れでも大丈夫ですか?
小学生以上のお子様で、一人で待合室で待つことが出来る場合は、一緒にご来院されても大丈夫です。
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Q2どんな服装で行けばいいですか?
治療の際は、専用の治療着をご用意しております。お灸教室や無料相談・お灸の販売にお越しの際は、お灸体験時に手や足を出しやすい服装ですと便利です。
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Q3健康保険は使えますか?
誠に申し訳ございませんが保険診療は行っておりません。
当院では全身治療を基本としているため、治療部位が決まってしまう保険の範囲内では
質の高い施術を提供するのが困難なのが理由です。